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骨粗鬆症とともに Vol.29 カルシウム摂取量自己チェック

2019年04月23日(火) 新着情報1骨粗鬆症

骨粗鬆症を防ぐ食事で大切なことはバランスのとれた食事を規則正しく摂取することです。1日3回多くの食品をまんべんなく取り入れた食事を心がけることが大切です。骨の主成分はカルシウムとたんぱく質ですが、日本人は男女ともにどの年代でもカルシウムが不足しがちと言われています。骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版では1日あたり700~800mgのカルシウム摂取が推奨されていますが、成人では平均約650mg程度の摂取量と言われており、不足している現状があるようです。
皆さんは毎日の食事で十分なカルシウムが摂取できているでしょうか。上記の簡単なセルフチェック表で評価してみて下さい。

自身の点数が20点以上で良い判定であり、1日に必要なカルシウム量以上食事から摂取できていると言えます。16~19点では少し足りない、11~15点で足りない、8~10点でかなり足りない、0~7点で全く足りないという判定になります。また自身の点数を40倍すると、1日のカルシウム摂取量になるそうです。
骨の健康を守るため、毎日の食事でカルシウムが十分摂れているか是非チェックしてみてほしいと思います。

骨粗鬆症マネージャー 石山 瑞穂

参考文献
骨粗鬆症の予防と治療のガイドライン2015年版、骨粗鬆症治療の予防と治療ガイドライン作成委員会編集、ライフサイエンス社 2015

2019年3月2日開催 OLS講演会
骨粗鬆症の予防と治療のための栄養・食事その理論と実践
女子栄養大学 栄養生理学研究室教授 上西一弘先生の講義内容より