骨粗鬆症とともに Vol.28 バランスのとれた食事「さあにぎやかにいただく」
2019年04月05日(金) 新着情報1骨粗鬆症
骨粗鬆症の治療で重要な食事について、日常の診療の場面で患者様から、どのようなことに気をつけたらいいですか?と聞かれることがよくあります。その際は患者様に1日3回、多くの食品をバランスよく食べていただくようお伝えしています。では何をもってバランスがよいと考えたらいいのでしょうか?先日参加した研修会でバランスのとれた食事の覚えやすい言葉を教えていただいたので、皆様にも是非参考にしていただければと思います。
さかな あぶらを使った料理 にく ぎゅうにゅう(乳製品) やさい かいそう に いも たまご だいず(大豆製品) くだもの
頭文字の「さあにぎやかにいただく」を覚えていただき、これらの10食品群を毎日摂るように心がけるといいそうです。 毎日三度の食事を、治療を意識して支度するのは大変なことです。しかしこれらの食品を摂れるように意識するだけで、理想的な食事に近づけることが出来るかもしれません。 丈夫な骨を維持するために是非心がけてみていただきたいと思います。
骨粗鬆マネージャー 石山 瑞穂
2019年3月2日開催 OLS講演会 骨粗鬆症の予防と治療のための栄養・食事その理論と実践 女子栄養大学 栄養生理学研究室教授 上西一弘先生の講義内容より |