リハビリ通信 No.214 浮腫に対する理学療法について
2016年09月11日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
浮腫には、心臓や肝臓、腎臓疾患などが原因で生じる全身性の浮腫とリンパの障害や術後や外傷後などが原因で生じる局所性の浮腫に分けることができます。主として理学療法の対象となるのは後者の局所性の浮腫が中心となります。 浮腫に対する理学療法として ①挙上:患部を心臓より高くすること。 ②圧迫:弾性包帯を用いて遠位から近位にむけて同じ圧を加えながら均等に巻くこと。 ③筋収縮:筋肉の収縮・弛緩を繰り返し、循環をよくすること。 この3つを複合的に行うことで浮腫の改善に役立ちます。 リハビリテーション科 服部 司 |