リハビリ通信 No.184 関節リウマチについて
2016年01月29日(金) QAリハビリテーション科1新着情報
関節リウマチとは、関節内を覆っている滑膜が炎症を起こし、関節痛や進行すると軟骨や骨が破壊され、関節が変形してしまう病気のことをいいます。関節リウマチが進行すると日常生活動作に制限を来し、介助が必要になるなど生活をする上での機能障害が生じてしまいます。現在、日本の関節リウマチの患者様は、60~70万人いるといわれています。また、発症年齢は30~50歳代で男性よりも女性の方が4倍も多く発症します。 治療方法として、進行状況に合わせて関節の痛みや変形を抑える薬物療法、関節可動域の改善や疼痛や筋のこわばりの軽減を目的とした運動療法などがあります。関節リウマチは、早期から適切な治療を行えば、症状のコントロールや関節破壊が進行するのを防ぐことができるといわれているので、まずは専門医に相談して下さい。 リハビリテーション科 服部 司 |