リハビリ通信 No.166 Rotator cuffについて
2015年08月21日(金) QAリハビリテーション科1新着情報
肩関節は、小さくて浅い臼蓋と広くて大きい上腕骨頭から構成されており、様々な運動に対して安定させるために静的のみならず動的に上腕骨頭を臼蓋に引きつける力が必要となります。その役割を果たしているのがRotator cuffになります。 Rotator cuffとは、棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つの筋から構成されています。これらが上腕骨頭を包み込むように付着しているので肩関節がどのような肢位においても、筋収縮により上腕骨頭を臼蓋に引きつける力を作用させることができます。 リハビリテーション科 服部 司 |