リハビリ通信 No.160 肘関節について
2015年07月09日(木) QAリハビリテーション科1新着情報
肘関節は上腕骨と橈骨、尺骨の3つの骨より構成される関節のことを言います。肘関節は上腕骨と橈骨からなる腕頭関節(赤丸)と上腕骨と尺骨からなる腕尺関節(青丸)、橈骨と尺骨からなる近位橈尺関節(緑丸)の3つに分けることができます。肘関節の運動は、屈曲、伸展と前腕の回内、回外があり、外傷などによりこれらの運動が制限されます。 運動制限が生じた関節に対し理学療法を施行しますが、肘関節の場合、異所性骨化といい、過度に運動療法を施行すると本来できない場所に骨が形成され、可動域制限が生じることがあります。私たち理学療法士は、運動制限が生じた関節に対して、レントゲンを確認しつつ、理学療法を施行しています。 リハビリテーション科 服部 司 |