リハビリ通信 No.151 鵞足炎について
2015年04月23日(木) QAリハビリテーション科1新着情報
膝関節の内側には、薄筋、縫工筋、半腱様筋の3つの筋肉が集まり、脛骨に付着しています。付着した部分がガチョウの足のような形に見えることからこの部分を鵞足と呼んでいます。 鵞足炎とは、ランニングやジャンプ、ステップなどの反復する膝の屈伸動作に伴って鵞足部に疼痛が出現する症状のことを言います。 理学療法では、鵞足部に生じる疼痛がどの筋肉が関与しているかを判別するために各筋に対し、選択的に伸張刺激を加えることで疼痛を誘発し、評価を行います。評価後に疼痛が誘発された筋肉に対して、選択的にストレッチを行い、疼痛の軽減を図っています。 リハビリテーション科 服部 司 |