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リハビリ通信 No.146 頸椎の運動について

2015年03月15日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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頸椎は脊椎と呼ばれる背骨の首(頚部)の部分にあたる7つの骨の部分を言います。運動方向は大きく分けると①首がうなずく動作(屈曲)、後方に反らす動作(伸展)②首を横に振る動作・左右にまわす動作(回旋)③首をかしげる動作・横に反らす動作(側屈)に分かれます。

その中でも1番目の環椎と2番目の軸椎とで構成される環軸関節は主に回旋だけに関与しています。屈曲・伸展は環椎と後頭骨の関節、頸椎全体で作用しています。側屈は環軸関節以外の3番目から7番目の頸椎で主に作用しています。頸椎の高位、低位の位置により作用・働きは分別されています。

リハビリテーション室長 見田忠幸