リハビリ通信 No.141 肩関節について
2015年02月08日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
一般的に「肩関節」というと、図の①の部分をイメージすると思います。しかし、解剖学的に肩関節と言うと、①肩甲上腕関節、②肩甲胸郭関節、③肩鎖関節、④胸鎖関節、⑤肩峰下関節(第2肩関節)といったものを総称して肩関節といいます。 肩関節はいろんな方向へ運動することが可能ですが、それは上記した各関節が一つ一つしっかり動くために運動が可能となっています。そして、これらの関節の動きが悪くなってしまうと、可動域制限・運動時痛といった機能障害を引き起こすこととなってしまいます。 われわれ理学療法士は、これら各関節における可動性をチェックし、どの部位で制限が生じているのか、どの関節が原因で痛みが生じているのかなどを評価し、運動療法を行っています。 リハビリテーション科 小野正博 |