リハビリ通信 No.140 肩関節腱板断裂について
2015年02月01日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
上腕骨と肩甲骨で構成されるのが一般的に肩関節と言われる肩甲上腕関節です。上腕骨と肩甲骨は軟部組織(筋・靭帯・関節包)で繋がっています。 腱板断裂はcuff筋(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋)の停止部で上腕骨の付着部に向かう腱の一部が断裂をします。原因としては加齢による変性、スポーツによるオーバーワーク、転倒・外傷により断裂します。断裂と言うと真二つに切れるイメージがあると思いますが、浅層・深層部位で裂けていたり穴があいていたり多種多様にあります。 腱板断裂が起きた場合、断裂部位や範囲により手術による治療か、保存療法(手術をしない治療)かを選択します。腱板断裂の特徴として小さな断裂は知らない間に治癒している方も結構います。 リハビリテーション室長 見田忠幸 |