リハビリ通信 No.122 理学療法士と作業療法士について
2014年07月22日(火) QAリハビリテーション科1新着情報
リハビリの専門職には、理学療法士(PT)と作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)があり、それぞれ医師の指示の下、リハビリを行います。 理学療法士は、事故や転倒などによる骨折や脳卒中での麻痺、内科的疾患などの身体的な機能障害が生じた患者様の基本的動作能力の回復を目的に、運動療法や物理療法などの理学療法を行っています。基本的な動作を簡単に言うと、手足を動かす関節運動や階段昇降、歩行動作のことを言います。 一方、作業療法士とは、上記の機能障害や精神障害が生じた患者様の応用的動作能力と社会的適応能力の回復を目的に、作業療法を行っています。応用的動作能力とは、手工芸(折り紙や編み物)、日常生活動作(食事や料理、入浴動作、トイレ動作)など、何か物を使ってリハビリを行い、社会復帰を目指すためのリハビリを行っています。 当クリニックでは、理学療法士が3人おり、院長の指示の下、上肢、体幹、下肢全ての部位に対して理学療法を行い、身体機能の改善を図っています。 リハビリテーション科 服部 司 |