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リハビリ通信 No.45 筋線維タイプについて

2012年10月27日(土) QAリハビリテーション科1新着情報

筋肉は筋線維のタイプにより分類することができます。

収縮時間が長い遅筋は赤く、筋線維の直径は細いが持久力があります。いわゆるマラソンランナーはこのタイプの筋が発達しています。

逆に収縮時間が速い速筋は白く、筋線維の直径が太く瞬発的な爆発力があります。100mのスプリンターに多く見られます。

代表的な筋で言うとヒラメ筋は遅筋、前脛骨筋は速筋です。肩関節を構成するCuff筋も遅筋が多く含まれ、外側(アウターマッスル)の速筋とバランス良く共同で働き、その機能を発揮しています。

日常生活での環境や使用頻度により、筋はバランス良く速筋と遅筋が構成されています。

リハビリテーション室長 見田忠幸