リハビリ通信 No.29 肩甲骨に関わる関節について
2012年06月20日(水) QAリハビリテーション科1新着情報
一般的に言われる肩関節は、正式には肩甲上腕関節と呼ばれています。 肩甲骨の動きに関わる関節としては、肩甲上腕関節・肩鎖関節・胸鎖関節と実際には関節として構成されていない(肩甲下筋と前鋸筋の筋だけで成り立っている生理的関節)肩甲胸郭関節の4つがあります。また、肩関節は上腕骨、肩甲骨、鎖骨の3つの骨から成り立ち各々の解剖学的な特徴があります。 肩甲骨は薄く動きやすく扁平骨であり、上腕骨は後捻角(上腕骨頭が後ろに捻れている)があり、より可動範囲を拡げている。つまり、人間は作業を行う場合、体の前で行うため、それらに適した構造になっています。 リハビリテーション室長 見田忠幸
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