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リハビリ通信 No.27 上肢挙上時の cuff 筋作用について

2012年06月09日(土) QAリハビリテーション科1新着情報

肩関節の cuff 筋はインナーマッスルとも言われています。

表面からは触れることができない深部にある筋です。上肢挙上時に上腕骨に対し支点形成を作り、アウターマッスルである三角筋と共同で作用し、上肢の挙上という一連の動作を行うのです。開始時は棘上筋が主に働き、徐々に肩甲下筋、棘下筋へとシフトして行きます。

腱板断裂の患者さんの場合、180°屈曲位では棘上筋が働かず肩甲下筋、棘下筋が主体となり支点形成を行っているため、初期上肢挙上時に上肢が挙上できなくても、上肢を保持することができます。

リハビリテーション室長 見田忠幸