外脛骨障害(がいけいこつしょうがい)
2012年01月14日(土) QA整形外科1新着情報
足首の内くるぶしの少し下にもう一つの骨の出っ張りを認める場合は外脛骨である可能性が高いでしょう。 過剰骨と呼ばれる余分な骨なのですが約15%の人に存在すると言われており、症状のない場合もかなり多いです。スポーツなどで痛みが出る場合があり、押さえると痛む場合もあります。小学校高学年から中学生頃に痛みが出る場合が多いですが、高校生頃にはあまり痛まなくなることもあります。 隆起部の圧迫を避ける、クッションパッドを用いるなどの靴の工夫が最も大事です。扁平足を伴っている場合には足底挿板による装具療法も有効です。症状の強い場合には手術を行う場合もあります。 |