新着情報

待ち時間のお知らせ (5月7日~5月11日)

2013年05月12日(日) 新着情報

「一流たちの金言2」

2013年05月11日(土) 新着情報

「一流たちの金言2」を読みました。

生きる勇気が湧いてくる20のストーリーが集められています。

この壮絶な生き方は、時代を超えて胸に迫るものがあります。

「いつの時代でも、仕事にも人生にも、真剣に取り組んでいる人がいる。そういう人たちの心の糧になる雑誌を創ろう」という理念で創刊された月刊誌「致知」の記事の中から編纂された本です。

皆様、一度ご覧下さい。

リハビリ通信 No.70 股関節の機能解剖について

2013年05月10日(金) QAリハビリテーション科1新着情報

股関節は、寛骨臼(大腿骨頭を覆う部分)と大腿骨頭からなる球関節であり、三次元的な動きと十分な荷重に耐えるだけの支持性が必要とされます。寛骨は、腸骨、恥骨、坐骨の3つの骨が結合したものです。左右の寛骨に仙骨を加えたものを骨盤と言います。寛骨は、内臓臓器を支えるために広く発達し、二足歩行に適応した特徴的な形態をしています。

股関節は、身体の移動のために大きな荷重を受けるので骨頭を覆う部分が大きく、支持性の高い構造となっています。同じ球関節である肩関節と比較すると、肩関節は様々な作業を遂行するためにより大きな可動性が必要となるので、骨頭を覆う部分が小さい構造となっています。このように関節により求められる機能が異なり、適した構造をしています。

リハビリテーション科 服部 司

待ち時間のお知らせ(4月30日~5月2日)

2013年05月05日(日) 新着情報

リハビリ通信 No.69 筋力増強のメカニズム

2013年05月03日(金) QAリハビリテーション科1新着情報

筋力トレーニングによる筋力の増加は、神経系の改善と筋の肥大に伴う変化であるといわれています。

そのメカニズムとしては、筋力トレーニングの開始初期は、筋の横断面積の増加(いわゆる筋肉が太くなること)を伴わない筋力の増加がみられ、これは主に神経の働きの改善、すなわち活性化される運動単位の増加によるものです。また、トレーニングを一定期間において継続していくと、筋の横断面積の増加を伴った筋力の増加が起こります。この筋肥大は筋原線維の太さの増加と数の増加によって引き起こされます。

トレーニング開始初期は、見た目にはそれほど筋肉が太くなりませんが、運動を行うことで神経系の働きを改善し、力を発揮する機能を向上させるという効果が期待できます。つまり、トレーニングにより神経機能が発達すると、筋が収縮する際により多くの筋線維を動員できるようになり、大きな力が出せるようになるというわけです。さらに、トレーニングを継続すると、筋肉が徐々に肥大し、絶対的な力が増加します。

筋力を生み出すためには、筋肥大、神経発達、瞬発力のそれぞれの要素が必要であり、いかに多くの筋線維を同時に働かせることを神経に学習させるかが大切となってきます。これら要素は、同一のトレーニングによって発達するものではなく、それぞれを意識した適切なトレーニング方法や期間、休養などを組むことが有効であるといわれています。筋力増強のためには、やはり適切な運動を継続して行うことが重要であると感じます。

リハビリテーション科 奥山智啓