

リハビリ通信 No.89 筋収縮について
2013年10月27日(日) QAリハビリテーション科1新着情報
筋は伸びたり、縮んだり(収縮・弛緩)する事により筋として作用します。筋は付着している場所により、起始・停止があり、収縮方向は停止から起始へ一方向に向かいます。 基本的に筋は関節を跨ぐ様に走行していますが(単関節筋)、大きな力が必要とする部位では二つの関節を跨いで作用する二関節筋として走行しています。(大腿四頭筋・ハムストリングス・上腕二頭筋・上腕三頭筋) 関節が動き、筋が大きく滑走しながら収縮する等張性収縮、関節が固定し筋の長さに変化がない状態で収縮する等尺性収縮があります。 手術・ギプス固定など関節を動かしてはいけない場合、等尺性収縮を実施することにより、拘縮を予防し、また可動域の改善・筋力向上には等張性収縮、等尺性収縮、ストレッチングなど、軟部組織の状態により適切に選択し、実施します。 理学療法では各々の収縮の特徴を理解し治療に利用します。 リハビリテーション室長 見田忠幸 |


リハビリ通信 No.88 腸腰筋について
2013年10月22日(火) QAリハビリテーション科1新着情報
股関節を屈曲(曲がる)する際、周囲の筋肉が協調的に働くことにより、股関節が屈曲してきますが、その中でも腸腰筋が最も重要な筋肉だと言われています。 腸腰筋とは、腸骨窩から起始する腸骨筋と腰椎から起始する大腰筋を合わせた筋肉のことを言い、ともに大腿骨にある小転子に停止します。 作用として、股関節屈曲の他に、骨盤の前傾や腰椎の前弯する作用をもちます。また、股関節を過伸展した際に、骨頭の前方不安定性に対して、周囲の靭帯とともに制動し、支持する作用もあります。 股関節屈曲拘縮の主要因となる腸腰筋は、股関節痛や、しばし腰痛や跛行を引き起こす原因となります。 このような症状に対して、私たち理学療法士は、腸腰筋が拘縮していないか評価を行い、ストレッチや筋収縮を行い、改善を図っています。 リハビリテーション科 服部 司 |

臨時休診のお知らせ(再掲)
2013年10月20日(日) 新着情報
来たる10月31日(木)は院長学会出張のために、休診になります。 ご迷惑をお掛け致しますが、ご了承の程をよろしくお願い申し上げます。 院長 |
