来週開催される救急医療週間の講演会で【乳幼児と高齢者は気をつけて!詰まると危ない食べ物のお話】を講演してくださいます予定の、坂井田麻祐子先生が監修しておられる気道異物予防のための絵本「つぶっこちゃん」を紹介します。 気道異物事故とは、息の通り道に食べ物などが詰まってしまう事故のことで、5歳以下の子どもに多く、ほとんどが食べ物による事故であるそうです。のどで詰まる事故は窒息といい、すぐに息ができなくなり窒息死につながります。気管に誤って吸い込む事故は誤嚥と言い、全身麻酔の手術で取り出す必要があるそうです。坂井田麻祐子先生によりますと、今でも年間20名ほどの子どもたちが、おいしいはずの食べ物をのどに詰まらせ、悲しいことに命を落としているということです。 「つぶっこちゃん」という可愛いキャラクターが、子どもの気道異物事故について、大人にも子どもにもわかりやすく伝えてくれています。乳幼児の子どもさん、お孫さんのおられる方は、是非お読みいただくといいですね! |