宮田重樹先生著の「一生寝たきりにならない「おしり」の鍛え方」を読みました。宮田重樹先生は富田林市で宮田医院を開業しておられますが、奈良医大整形外科の先輩でもあります。宮田重樹先生は整形外科のみならず介護予防にも造詣が深く、著書も十数冊記しておられ、いずれもベストセラーだそうです。 宮田重樹先生は「不便でない日常生活」を送るための最も重要な要素は「寝たきりにならず、2本の脚で立って歩ける」ことであるということから「歩ける体づくり」を主目的として、そのために特に重要なおしり周り・下半身の強化に主眼を置いて本書を記したということでした。 宮田重樹先生によりますと、おしり周りにおいて股関節、仙腸関節、大臀筋などが特に重要性であるということでした。40~50代からの「健康行動」を勧めておられます。トレーニングの方法は豊富なイラストでわかりやすく、ウオーミングアップ、難易度で分類したトレーニング、さらにはトレーニングプログラム、症状別トレーニングと詳しい解説です。イラストのわかりやすさが秀逸ですね! 宮田重樹先生はプラスアルファの生活習慣として、よい姿勢、バランスのよい食生活、よい睡眠、笑いのパワーでストレス解消などを勧めておられ、これらも解説がわかりやすく、とても実践的です。 とてもわかりやすく参考になる本であると思いました。 |