5月13日放送の「ためしてガッテン」は、「驚き!最新ねんざ治療「3日安静」の大誤解」でした。 「足首のねんざ」はとてもありふれたケガで、多くの人が経験あることと思います。しかしながら「足首のねんざ」は実は靱帯損傷である場合が多く、放置すれば後遺症を残す場合もあります。骨折ではないので、比較的短期間で痛みが改善してしまうことも油断してしまう原因かもしれません。 番組では慶応義塾大学スポーツ医学研究センター准教授橋本健史先生がねんざした場合の治療法などを、奈良県立医科大学整形外科学教授田中康仁先生がねんざ対策予防として腓骨筋群の鍛え方を紹介されました。ねんざの治療では、じん帯を修復するコラーゲンが増えるまで約2週間は適切な固定をする必要があるということでした。腓骨筋群は緩んだじん帯をカバーすることのできる筋肉で、ねんざの再発や変形性足関節症の予防にもつながります。 実は、私は番組をリアルタイムでは視られなかったのですが、先週に「テレビを観て…、足が心配になって…。」と来られた方が何名もおられました。その方々に「ためしてガッテン」ですか?と聞きますと、皆「そうです!」とのお答え。大変、影響力の強い番組ですね! |