本日、東大阪市の近鉄花園ラグビー場で第93回全国高等学校ラグビーフットボール大会二回戦が開催され、グラウンドドクターとして参加致しました。今日は比較的穏やかな天気でしたが、それでも長時間外にいますと生駒おろしの寒風が身に凍みます。今日の二回戦は本大会期間中で、最も試合数の多い日です。会場の熱気は寒空を忘れさせるくらいのもので、第1,第2、第3グラウンドをフルに使って熱戦が繰り広げられました。この熱気を、ラグビーをあまり知らない多くの方々にも感じていただければいいのに、と思わずにはおれませんでした。 高校生たちの熱いプレーを見ていると、今でも花園出場を目指して練習に励んでいた高校時代を思い出します。まあ、ウン十年も前の話ですが…。この素晴らしい大会は多くの大会役員の方たち、教員の方たち、医師たちなど多くのボランティアに支えられて運営されています。私もこの大会にほんの少しでも貢献できれば、と思っています。 ラグビーでは試合経過の中で、途中まで接戦になっていても片方に流れが傾くと一気に点差が拡がってしまうことがあります。結果として思わぬ大差という試合がよくあります。ディフェンスの緊張の糸が途切れてしまうのでしょうか?団体競技ならでは、なのでしょうか?その中で、第1グラウンドで行われた東京第二地区代表東京高校と奈良県代表天理高校の試合は最後まで緊張感を保った好ゲームでした。序盤は東京高校が展開力で先制しましたが、天理高校がFWのモール攻撃で取り返してと接戦を繰り広げ、最後は天理高校が押しきりましたがとても見応えのある試合でした。今後の天理高校の健闘が楽しみです。 第3グラウンドでグラウンドドクターをしていたときに、ふと後ろを振り返るとそこに林敏之氏が立っておられました。林敏之氏はかつて日本代表選手として長年活躍され、世界選抜にも選出された日本を代表する世界的選手で伝説の名ロックです。数年前に同志社大学ラグビー部の夏合宿に行かせて頂いたときに林敏之氏が来られており色々とお話しを伺ったことがありまして、大変久しぶりでしたがご挨拶をさせて頂きました。 その時に林敏之氏から戴いた、林敏之氏のインタビューが掲載されている雑誌記事のコピーに載っていた林敏之氏現役当時の写真です。カッコいいですね。 |