先週、名古屋で第45回東海地区整形外科教育研修会が開催され、出席しました。 演題は演題Ⅰ「骨盤・股関節疾患の診断と治療変遷」順天堂大学整形外科教授金子和夫先生、演題Ⅱ「整形外科領域の医療安全の考え方」東京医科歯科大学大学院整形外科教授大川淳先生、演題Ⅲ「関節リウマチ診療のトピックス」埼玉医科大学整形外科・脊椎外科教授織田弘美先生でした。 演題Ⅰではフランス整形外科との関わりや、本邦では稀な疾患である強直性脊椎炎などに関しても講演して頂きました。演題Ⅱでは医療事故などに関する問題点について解説して頂きました。医療の質や医療費などに対する患者満足度が以前より低下してきているという衝撃的なデータも示して頂きました。医療を受ける側と医療者側の信頼関係を構築することが最も大事であると思います。医療者側は真摯に、そして地道に取り組んでいくしかないでしょうね。演題Ⅲでは関節リウマチに関する治療変遷などに関しても解説して頂きました。3演題とも大変勉強になりました。 会場では再び名古屋で開業しておられる浅野先生にお会い致しました。浅野先生は脊椎外科のスペシャリストでしたが、厚生連松阪中央総合病院勤務時代に私は2年目の研修医でしたので経験も浅く、浅野先生から整形外科臨床のイロハから教えて頂きました。本当にありがとうございます。 |