2月15日放映のNHKのテレビ放送、「ためしてガッテン」では腰痛についても解説していました。 慢性腰痛に苦しんでいた方が「あること」を試してみたところ、痛みが激減したということでした。 あることとは「歩く」ことと「痛みの変化を日記につける」ことでした。「歩く」ことにはポイントがあるみたいで、おなかと背中を伸ばした姿勢で15分間歩くことが大事だそうです。なかなか良いやり方ですね。また15分間という時間もちょうど良いですね。だいたい全く運動しない人と、やり過ぎてしまう人と極端になりがちですので。 そして何より重要なのは「痛みの悪循環」を断ち切ることです。腰に痛みを感じると、また痛くなるのではと不安に駆られて過剰に安静にすることにより、筋力低下、血行の悪化を起こしてしまい発痛物質が産生され留まってしまいます。結果として痛みが増強され、脳にストレスを与えてしまい交感神経が優位となり更に血管が収縮して血行が悪化します。この様にどんどん痛みを悪化させてしまい慢性疼痛に陥ってしまうことを「痛みの悪循環」といいます。 この「歩く」ことは「痛みの悪循環」を断ち切るきっかけの一つになりそうですね。また「痛み日記」をつけることは痛みとのつきあい方を知るきっかけになるようです。痛みの程度を数字で表すことで、ある程度痛みを客観視できるのもよいですね。しかしながら痛みのことであまり心を占めてしまうと逆効果かもしれません。上手に活用するのが良いと思われます。 |