昨日、橿原ロイヤルホテルで第18回奈良骨折研究会が行われ、出席しました。 症例検討会に続き2題の特別講演がありました。 土曜日の診療が終わってから急いで片付けを終え名張から橿原まで駆けつけたのですがかなり遅れてしまい、着いたときには症例検討会は既に終わっており特別講演1が始まっていました。 特別講演1は奈良医大整形外科田中康仁教授の「足部・足関節周囲骨折における後遺障害~診断と治療~」で、特別講演2は昭和大学藤が丘病院整形外科渥美敬教授の「股関節外傷における大腿骨頭の血行」でした。 田中教授の講演では、診断と治療におけるピットフォールなど大変参考になるポイントを教えて頂きました。 渥美教授の講演では、血管造影による精緻な像により詳細な大腿骨頭血行を示して頂きとても勉強になりました。 田中教授は私が大学に入学したときに奈良医大ラグビー部の主将を務めておられ、それ以降ずっと長年にわたり大変お世話になっております。 渥美教授も学生時代ラグビーをしておられていたそうで、お会いしたときに私の肩をたたきながら「君はフランカーかバックスだね。」と微笑みながらおっしゃいました。(ラグビーのポジションの名前です。そして実際、私は高校時代フランカーで大学以降はバックスをしていました。) ラグビー経験者はちょっとアツい方が多いかもしれません。 |