日本医師会企画、日医ニュース、健康プラザNo.559は「禁煙は愛~加熱式もタバコはタバコ~」で、講師は日本禁煙学会理事長作田学先生でした。
私は喫煙しないので知らなかったのですが、従来の紙巻きタバコと違い加熱式タバコや電子タバコというものがあるそうです。作田学先生は加熱式タバコも、紙巻きと同様に危険であり、加熱式タバコがもたらす影響について解説してくださいました。日本禁煙学会のホームページにより詳しい説明があるようです。
作田学先生によりますと、禁煙は、身体への愛、周囲への愛、子どもへの愛でもあるということです。
小児肘関節周辺骨折は小児の全骨折の5~10%を占めています。肘周辺骨折の中でも多い順から①上腕骨顆上骨折(50~70%:4~7歳に好発)、②外側顆骨折(10~20%:4~10歳に好発)、③内側上顆骨折(8~10%:7~15歳に好発)です。小児の肘関節は軟骨成分が多く主体になっています。受傷時の負荷は脆弱な部分に伝わり骨折に至ります。また、軟骨成分のため、成長過程において骨端核が出現し、位置・形態などの理解が必要です。
理学療法では小児の骨折に対する知識・理解が必要であり、理学療法の対象が小児であるため治療時にとくに疼痛を出さない様に理学療法を進める工夫が重要です。疼痛を出現させた場合、理学療法を拒否される可能性がある事と精神的に未熟な小児では治療での疼痛が情緒不安にさせてしまうため注意深く肘の関節機能解剖(軟部組織の癒着剥離操作、肘関節周囲筋の収縮)を踏まえて理学療法を進めて行きます。
リハビリテーション室長 見田忠幸
先日、ご紹介しましたように、10月8日は「骨と関節の日」です。今年度の「運動器の健康・骨と関節の日」のテーマは、「フレイル・ロコモ克服のためのロコモの取り組み~北から南まで」であるそうです。
これは、日本医学会連合が提唱している、フレイル・ロコモ克服のための医学界宣言にある80GO! (ハチマルゴー)運動をもとに、日本整形外科学会が「人生100年時代 フレイル・ロコモを克服して80歳でも元気に出かけよう」と皆様に呼びかけるポスターを作製してくださいましたので、ご紹介いたします。
日本は世界一の超高齢化社会ですので、この取り組みが皆様に広がるといいですね!