いつもと様子が違う、そんなとき、ちょっと気にかけてみる、声をかけてみる、その声かけが、「ゲートキーパー」への第一歩。
厚生労働省から送付していただきましたポスターに記載されています。
「ゲートキーパー」とは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話しを聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことであるそうです。
(国立成育医療研究センター 第4次調査結果2021.2)
国立成育医療研究センターの調査によりますと、新型コロナウイルスの小児に対する影響は身体より、精神面への影響が大きいそうです。子どものうつ症状が増加し、勉強のことなどで悩むことが多くなり、自傷行為やその思いも増加し、有効なストレス対処行動もとれていないことが多いそうです。
こども環境学会からの新型コロナウイルス感染症に関する呼びかけとして、子どもも不安を感じており、こども自身が「コロナウイルスとは?社会で何が起きている?自分にできることは何?」を考え、理解し、行動できることがとても大切であるということです。話しを聴いてもらうことが安心に、話し合うことが考えを深めることにつながるということです。
国立成育医療研究センターのホームページを見ますと参考資料として、未就学から小学校低学年のお子さんの認知発達を念頭におきながら子どもにも伝わりやすい言葉で新型コロナウイルス感染症にならないための3つの予防策を動画で説明しておられます。監修は国立成育医療研究センターこころの診療部田中恭子先生です。
この動画はわかりやすくていいですね!
YouTubeで見ますと、のんさんが朗読してくれているバージョンもあります。これなら小さい子どもたちでも、さらにわかりやすいですね!
これらの情報は小児科専門医の先生から教えていただきました。ありがとうございます。
骨粗鬆症は骨密度が減り、骨質が劣化するために骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる疾患です。特徴的な症状として、腰や背中の痛みがあげられますが、無症状で経過するケースも多くみられます。診断は腰背部痛などの自覚症状がある人や、検診の要精査者などを対象に、日本骨代謝学会の「原発性骨粗鬆症の診断基準」が用いられています。具体的な内容は以下の通りです。
1脆弱性骨折あり
椎体骨折または大腿骨近位部骨折あり
その他の脆弱性骨折があり、骨密度がYAMの80%未満
2脆弱性骨折なし
骨密度がYAMの70%以下
骨粗鬆症の推定患者数は1300万人で、急速な高齢化に伴い年々増加しています。症状がなくても、最近身長が縮んだ、腰が曲がってきたなど、気になることがあれば御相談下さい。
骨粗鬆症マネージャー 石山瑞穂
参考文献
ナースのためのやさしくわかる整形外科 ナツメ出版企画株式会社 2015
整形外科のキーワード辞典394 メディカ出版 2018