三重県医療保健部健康づくり課から「健康増進法」改正に関する通知がありました。
2020年4月1日に「健康増進法」が改正され、受動喫煙の防止が強化されるそうです。受動喫煙とは他人の喫煙によりタバコから発生した煙にさらされることで、受動喫煙によりガンや呼吸器の病気などの健康被害が起こるため、問題になっているということです。
「健康増進法」の改正により、今後、屋内施設は原則禁煙が義務づけられるということです。学校、病院、児童福祉施設、行政機関の庁舎、旅客運送事業自動車・航空機などは敷地内禁煙となるそうです。尚、当クリニックでは開院当初から敷地内禁煙になっております。
日本の受動喫煙対策は「世界最低レベル」であるそうです。2020年東京オリンピック・パラリンピックまでに段階的にしていくということです。
受動喫煙防止対策の相談窓口は県および国の受動喫煙防止対策ホームページで確認できるということです。
理学療法士協会主催の技術研修会に参加してきました。触診と超音波画像装置エコーの研修講義を受け勉強してきました。触診は理学療法の治療を行う上で重要な技術の一つです。骨、筋、靭帯、腱などの骨組織、軟部組織を詳細に鑑別して、どの組織部位に痛みがあるのか、押さえて痛いのか、牽引して痛いのか、萎縮しているのか、腫れているのか、癒着・拘縮しているのか、など評価を行い原因が何処の組織に起因するものなのか考察する情報になります。
触れる技術と言うのは理学療法の治療を行う上で、治療技術の基礎的な土台になるものです。また、超音波画像装置エコーは骨・軟部組織に対し動態を含め現在の状態を可視化でき、治療を進める上でも重要な機器の一つとなっています。
触診もエコー画像も日々研鑽を積んで技術を磨いてゆく事が大切です。
リハビリテーション室長 見田忠幸
日本医師会、産経新聞社主催の第7回日本医師会赤ひげ大賞が発表されました。
日本医師会横倉義武会長によりますと、「日本医師会 赤ひげ大賞」は、地域医療の現場で長年にわたり地域住民に寄り添い地道に尽力されている先生方を「現代の赤ひげ先生」に見立て、その功労を顕彰することを目的として、平成24年に創設したということです。
大賞を受賞された5名の先生方は、いずれも各地域において、献身的に医療活動に従事され、患者さんの信頼も厚い方々ばかりであるということです。
最高齢の医療法人健生会理事長橋上好郎先生は生涯現役の93歳ということです。自らが健康でないと、周りの方々への奉仕はなかなか困難となってしまうものと思われます。橋上好郎先生の徹底的な自己管理と尽きない奉仕精神に心から敬服致します。