先週にFamilie*からクリニックの待合室に飾る新しいお花が届きました。
紫陽花の色合いが涼しげで美しいですね。梅雨の季節にぴったりです。
今のところ空梅雨のようですが、梅雨の合間の夏模様に涼しい風をクリニックに運んでくれているようですね。
-第35回- 心に残る医療 体験記コンクール入賞作品集を読みました。
本コンクールは昭和57年度から始まり、もう35回も続いているということです。今回も1600編もの応募があり、審査により17編が入賞作品として選ばれたそうです。
厚生労働大臣賞の「3度目の手紙」という作品は、骨髄移植を受けた方がドナーに感謝の気持ちを綴った作品でした。骨髄バンクでは、プライバシーを守る観点からドナーと受容者のお互いの名前や住所は非公開で、受容者は2度だけドナーに手紙を出すことができるというルールだそうです。このルールは私も知りませんでした。本作品は著者がドナーへさらなる感謝の気持ちを伝える、心のこもった作品でした。著者は主治医から「ドナーさんとは、何代も何代も前の遠い昔、血縁関係にあったのですよ。遺伝子が適合するということは、その証しなんです。ロマンがあるでしょう!」と教えてもらって感動した、とありました。
これは確かに心の琴線に触れる言葉ですね!素晴らしいと思いました。