第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会も今日は準々決勝でした。本日もグラウンドドクターとして参加しました。
今日は大阪勢2校、京都、奈良の高校と4校地元関西の高校が勝ち上がっており、4試合とも出場していたということもあり大勢の観客が詰めかけていました。まずまずの穏やかな気候にも恵まれて、東大阪市花園ラグビー場第1グラウンドでは熱戦が繰り広げられました。
第2試合では2回戦、3回戦を圧倒的な強さを見せつけて勝利した東福岡高校と京都成章高校の対戦でした。先制したのは東福岡高校だったのですが、京都成章高校も見事な攻撃を見せて3トライを奪い返し逆転しました。その後に東福岡高校が地力を発揮し再度逆転、最後には東福岡高校が京都成章高校の反撃をなんとか振り切り勝利を得ました。大変な熱戦で、手に汗握る展開だったと思います。
これで本大会もベスト4が出そろい、いよいよ頂点まで後は2試合を残すのみです。残った4チームはどこも超高校級のチームで、どこが頂点に立ってもおかしくないチームばかりです。目の離せない熱戦が続くと思われます。本当に楽しみですね。
現在、第53回全国大学ラグビーフットボール選手権大会が開催されていますが、こちらは来週の帝京大学と東海大学の決勝戦を残すのみとなっています。昨日は秩父宮ラグビー場で準決勝第2試合、帝京大学と天理大学の試合が行われ天理大学の帯同ドクターとして参加しました。結果は残念ながら天理大学が敗れましたが、拮抗した前半、そして後半の追い上げや最後まで諦めない戦う姿勢など感動を呼ぶ試合であったと思いました。選手たちの健闘に拍手を送りたいと思います。