骨粗鬆症とは骨組織の微細構造の以上の結果、骨に脆弱性が生じて骨折が生じやすくなる病気です。そのために転倒による骨折のリスクが非常に高くなってしまうために注意が必要です。
特に上腕骨頸部骨折、脊柱圧迫骨折、橈骨遠位端骨折、大腿骨頸部骨折などは「高齢者の4大骨折」と呼ばれ、当院でもよくみかけます。中でも「脊柱圧迫骨折」や「大腿骨頸部骨折」は歩行能力に直結し歩行困難となる方は非常に多く、骨折後の日常生活動作レベルを大きく低下させてしまいます。
骨粗鬆症の発見には「骨密度検査」を行う必要があり、当院でも簡単に検査できます。早期発見・早期治療が非常に大切となってくる疾患ですので、気になる方は受診をお勧めします。
リハビリテーション科 小野正博
第34回 心に残る医療 体験記コンクール入賞作品集を読みました。
病を患うことにより、今までの日常生活とは異なる生活を余儀なくされる場合も多いと思われます。その中でも、前向きに考え感謝の心を忘れない筆者たちの姿勢と行動に拍手です。
「心の支え、ベイリー」という作品でホスピタル・ファシリティードッグの存在を知りました。この取り組みは素晴らしいですね。
「時計をもたないぼくの先生」という作品では、筆者の少年が時計を見ない先生からこのようなメッセージを受け取っていたことに感銘を受けました。診療の場では時間にせき立てられる場面も多いですので…。
あー!惜しかったですね。民放のテレビ放映で先程ラグビー日本代表スコットランド代表戦を観戦しました。
前半は内容的に上回っていたのに、後半に逆転負けを喫しました。スコットランド代表SHがレイドロー選手に替わってから、少し浮き足立っていたような感じのスコットランド代表チームが落ち着きましたね。スコットランド代表チームは自チームの強みを最大限に活かして、リスクを最小限にして、PGで得点を重ねてうまく勝利に繋げていきました。日本代表チームは相手の注文相撲にはまってしまったような感じでしたね。日本代表チームは勝機も十分にあったので惜しい限りでした。チームの強化には場数を踏むことが必須なのでしょうね。
テレビで観ていると会場の熱気はすごく、大変盛り上がっているようでした。また初の天覧試合であったことや、土曜日のこの時間帯に民放でテレビ放映があるということも素晴らしいことでした。昨年のワールドカップ以前には考えられないことばかりです。
今後の日本代表チームの進化に期待したいです!
順天堂大学教授坂井建雄著「面白くて眠れなくなる人体」を読みました。
人体は最大のミステリーということで、人体に関する素朴な疑問、興味ある話題を取り上げ、とてもわかりやすく解説しています。思わず気になってしまう疑問点やトピックスばかりですね!
カバーイラストのキャンディーの色も補色関係による錯視だそうです。私は青色には見えませんでしたが、確かに灰色のキャンディーと同じ色には見えませんでした。これも不思議な現象ですね!