2015 年 12 月 のアーカイブ

第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会

2015年12月30日(水) 院長ブログ

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本日、東大阪市花園ラグビー場、花園中央公園多目的球技広場で第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会第3日が開催されました。医務委員として参加しました。

今朝は冷え込みが強く随分寒くなるのではと心配しましたが、天候は素晴らしく気温も上がって絶好のラグビー日和でした。今日は第3グラウンド担当でしたので朝の9時頃から6試合連続で夕方4時過ぎまでの観戦となりました。いつも6試合連続ともなると生駒おろしの木枯らしで凍えるのですが、穏やかな気候のお陰で快適に観戦することができました。

大会は今日からシード校も出場しますし試合数も最も多い日ですので、会場も更に活気を帯びてきています。

今日の第3グラウンド最後の試合は大阪第3地区代表常翔学園高校と奈良県代表天理高校の試合でした。大阪と奈良の地元近畿勢同士の試合ということもあって観客もとても多く、全ての方が観客席に座って観戦することがとても困難な状況でした。第3グラウンドは、天然芝は見事に美しいのですが陸上トラックがあることと観客席が狭いことが難点です。今まで見たことがないくらい観客が一杯で観客席横の土手にも沢山座ってみておられるような状況でした。この試合は素晴らしい熱戦でしたので、もっと観客の方がいい環境で観戦できればよいのにと思わずにはおれませんでした。

この試合は本当にハイレベルな試合でした。シード校である常翔学園高校の猛攻をノートライに抑えて、WTBの選手の見事なステップで1トライを挙げた天理高校が勝利しました。両チームともにディフェンスの能力が高くてロースコアでも、とてもスリリングな展開で見応えのある試合でした。両チームは伝統のあるチームで、ユニフォームの柄も昔のままです。ラグビージャージも昔は綿の重いけれどあまり温くない素材の長袖でしたが、今は吸湿性も優れて柔らかく着心地のよい素材の半袖に替わっています。ジャージの素材は変わっても常翔学園高校は大阪工大高の頃から紺色に胸に2本の赤いラインのユニフォーム、天理高校はジャージ、短パン、ストッキングに至るまで真っ白のユニフォームで、共に一般に認知度も高く、大変多くの方に親しまれているユニフォームであると思われます。伝統のユニフォームが受け継がれるのって本当にいいですね。日本代表チームのユニフォームも昔ながらの赤白の段柄に戻ったタイミングで活躍し脚光を浴びて、個人的にはすごくよかったのではないかと思っています。

リハビリ通信 No.181 自己免疫疾患とは

2015年12月27日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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免疫とは、人の体内に侵入したウイルスや細菌などの病原菌を排除する防御システムのことを言います。この免疫機能があることで人は簡単に病気にならないようになっています。しかし、自己免疫疾患にかかると病原菌を認識し、排除する役割をもつ防御システムが正常に機能しなくなり、自分自身の正常な細胞や組織に対して攻撃を加えてしまう病気のことを言います。

自己免疫疾患には、特定の臓器に限られて症状が現れる臓器特異的自己免疫疾患と全身にわたり影響を及ぼす全身性自己免疫疾患の2つに分けることができます。前者には、バセドウ病や重症筋無力症、橋本病などが挙げられます。後者は、関節リウマチなどが挙げられます。症状は障害部位により異なりますが、発症すると炎症や疼痛、関節変形、脱力感、黄疸などの症状が現れます。

自己免疫疾患の診断は血液検査の結果と症状を照らし合わせて行われます。

リハビリテーション科 服部 司

2015年度日本プロスポーツ大賞

2015年12月27日(日) 院長ブログ

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昨日、2015年度内閣総理大臣杯日本プロスポーツ大賞の授賞式が行われたという報道がありました。「ラグビー日本代表」がラグビーワールドカップイングランド大会1次リーグで強豪南アフリカ代表に勝利し、史上最多の3勝を挙げたことを評価され大賞を受賞したということでした。おめでとうございます。

日本代表のワールドカップでの活躍により、ラグビーが今までになく注目されているようです。トップリーグの観客数も増加しているようで、今日の東芝―サントリー戦はトップリーグ歴代最多であったそうです。また先日、2016年度シーズンからスーパーラグビーに参加する日本のチーム「サンウルブズ」の発表もありました。この、かつて経験のない追い風にラグビー界全体が乗って行けたらいいですね!

 

待ち時間のお知らせ (12月21日~12月26日)

2015年12月26日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

12月21日~12月26日

リハビリ通信 No.180 パーキンソン病について

2015年12月24日(木) QAリハビリテーション科1新着情報

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パーキンソン病とは、未だに原因が不明の神経疾患です。脳の器質的変化としては、中脳の黒質という部分が変性し、神経伝達物質であるドーパミンの産生が減少するため、様々な運動機能障害を呈することが知られています。手足が震える、筋がこわばって動かしにくい、歩く際に足が出にくいなどの症状があります。その中でも「突進現象」というものがあり、歩行しようとしても一歩が出ず、体だけが突進するように進んでしまうことにより前へ転倒するといった症状があります。このような突進現象は日常生活動作の制限となると共に、転倒してケガをする危険性が非常に高くなります。しかし、同症状を呈する方は、足を出すタイミングを口頭で支持することにより足を前へ出しやすくなるという特徴もあります。例えば歩行開始時に「右、左、右、左」、「1、2、1、2」といった掛け声をすることで歩きやすくなります。

当院では、パーキンソン病の症状を有する方、歩行が不安定な方の歩行介助をする際、疾患の特性を勉強し、転倒を回避するような歩行介助を心がけております。

リハビリテーション科 小野正博