2015 年 11 月 のアーカイブ

第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会奈良県大会

2015年11月08日(日) 院長ブログ

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本日、第95回全国高等学校ラグビーフットボール大会奈良県大会準決勝が御所市市民運動公園球技場で開催されました。グラウンドドクターとして参加しました。今日はあいにくの雨天で、時折土砂降りにもなるようなグラウンドコンディションでした。

第1試合は天理高校と天理高校Ⅱ部、第2試合は天理教校と御所実業でした。

結果は天理高校と御所実業が勝利しましたが、天理高校Ⅱ部と天理教校も随所に見事なタックルを決めており技術の高さ、気合いの入り方が伺えました。奈良県では天理高校と御所実業の2強が実力は全国クラスですので、その牙城を崩すのは大変困難なことであると思われます。挑戦者の意地と気迫で2試合とも見応えのある試合であったと思います。来週に橿原公苑陸上競技場で行われる決勝戦は激戦必至ですね。奈良県では、今日試合を行った4チームの他に単独チームが王寺工業と奈良朱雀、それと合同(畝傍・高田・奈良育英)の7チームが本大会に参加しています。今後、奈良県ではラグビーの裾野を広げられるかが課題でしょうね。ワールドカップにおける日本代表チームの活躍などにより注目度が高まっていますので、今後のラグビー人口増加に期待したいところです。

今日、試合の行われた御所市市民運動公園球技場はとても綺麗な人工芝のグラウンドでした。確か以前に来たときには、一応天然芝だがかなり傷んだ芝のグラウンドであったと思いお聞きしますと今年の夏に新装されたそうです。道理でとても美しい人工芝のグラウンドでした。グラウンド周囲の陸上トラックも真新しくピカピカでした。グラウンドには白と黄色と青のラインが引いてあり、見た感じがやや煩雑な感じを受けました。聞けば白がサッカー用、黄色がラグビー用、青がミニサッカー用ということでした。当然、白が最も目立ちますのでサッカーグラウンドとして使用するときに最もわかりやすいということになります。確かにインターネットで検索すると、陸上競技場、サッカー場と紹介していました。ウーン、仕方ないですね。

先程7人制ラグビー日本代表チームが香港代表に勝利し、リオ五輪出場が決定しました。テレビ放映で観ました。おめでとうございます。それにしても15人制ラグビーより更にマイナーなのに、民放でこの時間帯に放映って、スゴイですね!ワールドカップ効果でしょうか?

待ち時間のお知らせ (11月2日~11月7日)

2015年11月07日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

11月2日~11月7日

リハビリ通信 No.174 骨棘について

2015年11月06日(金) QAリハビリテーション科1新着情報

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「骨棘(こつきょく)」とは、骨に繰り返し衝撃が加わったり、骨に付着する靭帯などの軟部組織が繰り返し牽引されることにより生じる、いわゆる骨の変形です。骨は部位にもよりますが、丸みを帯びた形態となっています。そこに機械的ストレスが加わることで生体防御反応が働き、骨棘を形成すると考えられます。

この骨棘は、関節を安定させよう、異常な動きを制動しようという防御反応です。その一方で、様々な制限因子にもなります。例えば変形性膝関節症においては、この骨棘が形成されることにより骨の大きさは元のサイズよりも若干大きくなってしまいます。そのため、膝関節周囲を覆っている筋肉は通常よりも伸張されなければならないようになります。靭帯においては、今までよりも大きく滑走できるだけのゆとりが必要となってきます。また、手関節周囲での骨棘が形成されると、腱と接触し、そこで生じる摩擦ストレスによって腱が断裂してしまうこともあります。このように、可動域制限の因子となったり、二次障害の原因にもなってしまいかねない組織でもあります。

当院の理学療法士は、この「骨棘」の有無や形態などをレントゲンでチェックし、どのような運動が効果的なのか、どのように操作すれば安全なのかなどを評価しながら運動療法を実施しています。

リハビリテーション科 小野正博

 

奈良県立医科大学寄附講座手の外科学講座面川庄平教授就任祝賀会

2015年11月03日(火) 院長ブログ

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本日、奈良県立医科大学寄附講座手の外科学講座面川庄平教授就任祝賀会が開催され出席しました。

面川庄平先生は米国留学を挟んで医真会八尾病院などのいくつかの関連病院で勤務された後に奈良医大整形外科准教授をしておられました。今年の7月から奈良県立医科大学寄附講座手の外科学講座教授に就任されたそうです。奈良医大整形外科名誉教授高倉義典先生のご紹介では、面川庄平先生は関連病院勤務中に論文執筆などの業績が抜群で、特に英語の論文が多かったそうです。高倉義典先生は面川庄平先生が大学勤務ではなく関連病院勤務で日常業務に多忙であるのにもかかわらずこれだけの業績を上げておられたことを絶賛しておられました。特別講演をされた中国のJin-bo Tang 先生は面川庄平先生が米国留学中に同時期に米国留学をされていて、面川庄平先生と無類の親友だそうですが、今では手の外科における世界的権威であるそうです。

また面川庄平先生が日頃指導しておられる奈良医大整形外科手の外科班の若手医師たちも集結しておられましたが、大変勢いがありそうですね。面川庄平先生が若手医師たちを牽引しておられるのでしょう。面川庄平先生の温厚で仕事熱心な姿勢に、皆が惹きつけられているのでしょうね。

第64回近畿中学校総合体育大会

2015年11月01日(日) 院長ブログ

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本日、第64回近畿中学校総合体育大会ラグビーフットボールの部1回戦が天理親里ラグビー場で開催されました。グラウンドドクターとして参加しました。

ピッチサイドで見ていると少し肌寒い感じがしましたが、選手にはとてもよいグラウンドコンディションであったと思います。大阪、京都、奈良から各2校ずつと兵庫、滋賀から1校ずつの8チームが出場し、1回戦4試合が行われました。中学生でも大人顔負けの大柄な選手から、まだまだ華奢な選手までいるので怪我人が出ないか心配しましたが、大きな怪我人もなく安堵しました。今日勝ち上がった東大阪市立小阪中学校、天理中学校、東海大学付属仰星高等校中等部、京都市立西陵中学校はいずれもレベルの高いチームでした。この中から8年後、12年後のワールドカップで活躍するジャパンの選手が出てくるのかもしれませんね。楽しみです。

日本では初めて??一般の人まで盛り上がったラグビーワールドカップが昨日に閉幕しました。優勝は2大会連続でニュージーランド、準優勝がオーストラリア、3位が南アフリカ、4位がアルゼンチンとワールドラグビーランキング通りの順位となりました。予選リーグで日本代表が3位の南アフリカに勝利したのは、返す返すも誇らしいことでしたね。