2015 年 11 月 のアーカイブ

2015年11月30日(月) トップインフォメーション

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いつも5S「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「躾」を心がけます。

秋山整形外科クリニック スタッフ一同

「押さえておきたい股関節診療の基本」

2015年11月29日(日) 院長ブログ

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先日の「みえ整形外科イブニングセミナー」講演2は「押さえておきたい股関節診療の基本」で講師は京都府立医科大学整形外科教授久保俊一先生でした。

久保俊一先生によりますと股関節は人体最大の荷重球関節であり、体重の数倍から十数倍の負荷に耐えつつ大きな可動域を有する関節であるということです。久保俊一先生は股関節外科医の役割として幅広い素養に基づく的確な診療の実践が必要であると述べられ、診療は察する心、患者の訴えにrespondできる診療と臨床的に治療の選択ができる診療を実践する必要があると述べられました。久保俊一先生は診断学では基礎科学の知識に基づく正しい検査手法と解釈が必要で、新しい検査技術の進歩も把握する必要があり、治療学では保存治療、リハビリテーション、新しい薬剤や治療についての造詣を深める必要があると述べられました。この様な思いから久保俊一先生は教科書を著す必要性を感じられ、「股関節学」という書物を著されたということです。久保俊一先生はこの書物を著されるのに3年間も要したとおっしゃっておられました。実は先日、「股関節学」を購入しておりましたが、1200ページ超にもおよぶ立派な書籍です。この書籍をたった3年間で完成したということに、逆に驚きました。

久保俊一先生は自身が日本股関節学会ワーキンググループ長を務められた大腿骨寛骨臼インピンジメント(FAI)の診断指針について紹介して下さいました。Pincer typeとCam typeに分けてそれぞれ画像所見による評価から診断指針を紹介して下さいました。X線撮影においては正確な撮影の必要性について強調しておられました。

大変勉強になることばかりで、有意義な講演会でした。

待ち時間のお知らせ (11月24日~11月28日)

2015年11月28日(土) 待ち時間のお知らせ1新着情報

11月24日~11月28日

今日は応急診当番でした。

2015年11月24日(火) 院長ブログ

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今日は名張市応急診療所当番に当たっており、勤務しておりました。

先日は伊賀市内の中学校でインフルエンザによる学級閉鎖の措置がとられ、今シーズン県内初であるというニュースもありましたが、現在のところ名張市応急診療所では今シーズンインフルエンザ陽性の方は出ておられないようです。今日も高熱の方が数人おられましたが、インフルエンザ検査は全て陰性でした。しかしながら今週は寒くなるという天気予報も出ていますので、インフルエンザ流行も時間の問題でしょうね。

今は名張市では下痢と嘔吐に高熱を伴う胃腸炎が流行しているようです。今日は大人の方も子どもの方も大勢同様の症状の方がおられました。皆様お気をつけ下さい。

応急診療所勤務は午前9時から午後11時までの長丁場です。また診療科目が「内科・小児科」なので専門外の私は常に強度の緊張感がぬぐえません。今日もなんとか応急診療所勤務を終えてホッと一息ついております。

リハビリ通信 No.176 青色光と網膜障害について

2015年11月22日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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現在、スマホは日常生活でも浸透し必需品になっています。しかし、スマホに使用されている青色光が将来、問題になる可能性があると言われています。

スマホの画面は白色LEDの輝きにより明るさ、見やすさ、省エネで寿命も長くなり進化してきました。また、照明にも広く使用されています。画面上に白色が表出されるのは、今まで無かった青色が開発され光の3原色が完成されたからです。白色は青色と黄色の光を混合しているため、とくに青色の波長が強いのが特徴です。その他の身近な光の特徴は、太陽光は青色だけではなく紫外線も含め、あらゆる波長の光が混じっています。白熱灯の光は赤色が強く出ています。

青色光が問題になる点は、青色光は波長が短くエネルギーが高く、目の奥の網膜まで達し活性酸素を発生させ、そこに障害を起こす可能性がある事と、昼間の日光にしか存在しない青色光が夜間に存在する事で、人間の日周リズムに影響を与えると考えられます。これは夜間であるのに体内時計を制御するホルモン(メラトニン)を刺激した結果、体内時計が狂うためです。対策としては液晶画面に貼るフィルム、青色光を弱める眼鏡使用などが考えられます。

青色発光ダイオード(LED)が発明され、日常生活の中で使用され始めたのは僅か数年の話で将来どんな影響がでるかは明確ではありません。

リハビリテーション室長 見田忠幸