現在、エボラウイルスが1976年に発見されて以来、最大の流行で死者は2400人を超えました。これまでエボラウイルスは5種類が発見されています。今回、流行しているのはザイール・エボラウイルスです。ウイルスは自分で増える事ができず、感染した生物の細胞が増殖する仕組みを利用して増えます。
エボラウイルスが脅威で強力なのは高い増殖力と異常を引き起こして激しい症状をもたらす性質によります。増えたウイルスは肝臓・腎臓・血管・全身の細胞に侵入し臓器の細胞を破壊、多臓器不全に至らせます。
そして特徴的な症状の出血である原因として、ウイルスが血液中にあるマクロファージという細胞に付着し血液を固める物質を血液中に大量放出し結果、体中のあらゆる場所で固まります。したがって固まる物質の不足により、血液がもろくなった血管を破っても固まらず出血が止まらなくなると言った症状を起こします。
リハビリテーション室長 見田忠幸
来たる11月13日(木)、14日(金)は、院長出張のために休診となります。
ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解ご協力賜りますようによろしくお願い申し上げます。
昨日、伊賀サンピアにおきまして市民公開講座が開催されました。講演1は「上肢の痛み・痺れ」で講師は名張市立病院整形外科大井徹先生、講演2は「よくわかる下肢の痛みと痺れ」で講師は伊賀市立上野総合病院整形外科佐藤昌良先生、講演3は「ロコモ予防 筋トレ。きたえて、ほぐして、気持ちいい!」で講師は当クリニックの小野正博理学療法士でした。
講演1と講演2では大変わかりやすく大井徹先生と佐藤昌良先生が痛みと痺れを起こす疾患を解説してくださいました。皆様よく理解して頂いたようです。講演3では小野正博理学療法士が肩こりに照準を合わせて、当クリニックで行っております肩こり体操を紹介して、皆様に体験して頂きました。
秋晴れの気持ち良い好天の中、実りのある盛況な市民公開講座でした。