2012 年 2 月 のアーカイブ

ALWAYS 三丁目の夕日 ’64

2012年02月05日(日) 院長ブログ

映画、Always 三丁目の夕日’64を観ました。舞台となった1964年(昭和39年)は東京オリンピックのあった年で、考えれば戦後たった19年しか経っていないのですね。私が生まれたのが昭和38年ですので登場人物はほとんど私の親の世代くらいとなります。舞台は東京の下町ですが、私の育った大阪でも同じように路面電車があります。大阪の路面電車(阪堺電車、以前は南海電車)は今でもあり、チンチン電車と呼ばれています。私の子供の頃の風景にも通じるところがあって、なんだか懐かしい気がしました。

宅間医師が「今は皆が上を目指している時代です。」と言っているように、この時代はまさに高度成長時代ですね。登場人物のみんなが活気に溢れている様に見えます。それと隣近所の垣根が低いですね。まさに地域が一体となった共同社会の営みの様です。それがこの50年の間に高度成長時代からバブルの時代があり、バブルがはじけて不況になり久しくなります。また第1次、第2次ベビーブームの時代もありましたが第3次ベビーブームは起こらず、今や世界一の少子高齢化社会となりました。先日には2060年に日本の人口が8674万人になり、65歳以上が4割を占めるようになるというショッキングなニュースも報じられていました。たった50年ほどの間にこれ程世の中の状況、環境、人の価値観などが変貌してきたことに改めて驚いてしまいます。次の50年はどんなになっていくのか想像もつきませんが、世の中どんどん変化していくことだけは確実なようです。大きな変化の中でも普遍的に人間の最も大切なものを見失わないようにしたいものだと思います。

映画を観ていて目に留まったのは登場人物がタバコを吸う場面の多さです。確かに当時は喫煙者が多かったように思えますね。嫌煙権などという言葉は無かった時代ですから、小学校、中学校の職員室がタバコの煙でモクモクしているのは当たり前の風景でしたが今では考えられませんね。また妊婦さんの前で喫煙するという、今では眉を顰められることも当時はあまり違和感が無かったように思います。

地域住民に囲まれて信頼され地域住民に溶け込んでいる宅間医師、誤解を受けながらも時代に逆らって理想を追求する菊池医師には好感を覚えました。

なんだか懐かしい、楽しい気分になる物語でした。

リハビリ通信 No.12 膝関節の筋肉について -大腿四頭筋-

2012年02月05日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

大腿四頭筋はおもに膝を伸ばす筋肉で、立ち座りや歩行、階段昇降など日常生活の動作において非常に重要な筋肉です。大腿直筋、内側広筋、外側広筋、中間広筋の4つの筋からなり、それぞれが個別の筋機能を発揮しています。

変形性膝関節症などで膝が動かしにくい患者さんは、何らかの形で大腿四頭筋に問題を生じていることが多いです。これらの筋が日常生活で十分に働くためには、それぞれの筋がしっかりと伸びてしっかりと収縮することが大切だと感じます。最近、超音波エコーで観察してますますその重要性に気づかされています。
理学療法では、大腿四頭筋の問題となる筋肉を個別に収縮したり伸張したりする訓練がポイントとなります。

リハビリテーション科 奥山智啓

2012年02月02日(木) トップインフォメーション

家族に接するような気遣い、心遣いを心がけます。

秋山整形外科クリニック スタッフ一同

寒冬

2012年02月02日(木) 院長ブログ

20年に1度の最も強いレベルの寒気が流れ込んでいるようです。今朝も冷え込みが厳しかったですね。寒さは神経や関節、筋肉の痛みにもこたえます。患者様の多くの方が冷えからくる痛みを訴えておられました。温めるのが単純ですが最良の治療ですね。

今日は全国各地で厳しい寒さで、各地で雪のようです。名古屋でもかなりの雪と聞きました。ところが不思議なことに名張では今年はあまり雪が降っていません。今日も雪が降る様子はありません。去年より、名張では雪の量は少ないようです。昨年は開業してまもなく何度も雪かきに追われましたが、今年はまだ一度もありません。

雪かき用のブラシを買って備えているのですが…。でもこれは使わないで済む方が、有り難いですね。