2011 年 11 月 のアーカイブ

リハビリ通信 No.1 肩の腱板(けんばん)のはたらき

2011年11月13日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

肩甲骨にある筋群は以下の3つに分けることができます。①アウターマッスル②インナーマッスル③肩甲骨固定筋です。その中でも重要な筋群は上腕骨を支持するインナーマッスルであり、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋です。別の名をローテータ-カフ筋と呼ばれています。その中の棘上筋、棘下筋の損傷による腱板損傷では肩の挙上が出来なくなることがあります。

リハビリテーション室長 見田忠幸

イラスト協力:OTオバラのリハビリイラスト集(http://otoba.ame-zaiku.com/

ロコモティブシンドローム

2011年11月09日(水) QA整形外科1新着情報

ロコモティブシンドローム(ロコモ) ~運動器症候群~とは骨、関節、筋肉などの運動器の機能が加齢とともに衰えて、「立つ」、「歩く」という動作が困難となり、暮らしの中での自立度が低下し、「要介護」や「寝たきり」になる危険性が高くなる状態を指します。

ロコモの原因となる骨や関節の三大疾病は変形性関節症、脊柱管狭窄症、骨粗鬆症で、これらの病気を一つでも持っている人は4700万人もいると推定されています。

しっかりと予防したいですね。