大阪府富田林市の宮田医院院長宮田重樹先生が、「死ぬまで寝たきりにならない体をつくる!」を出版されました。
宮田先生は奈良医大整形外科の先輩であり、奈良医大ラグビー部の先輩でもあります。
この本では健康寿命を延ばすために、とても簡単で誰にでもすぐに取り組める運動療法などを紹介しています。さすがに学生時代から理論派で鳴らした宮田先生だと思います。いろいろな工夫が微に入り細に入り紹介されています。宮田先生の診察を見学させて頂いたことがありますが、情熱と患者さんに対する優しさに溢れた診療で感心致しました。
本はクリニック本棚に置いております。皆様どうぞご覧下さい。
先日、津市久居におきまして東京女子医大膠原病リウマチ痛風センター所長の山中寿先生が痛風に関する講演をされまして聞きに行きました。山中先生は三重大学出身だそうです。山中先生は関節リウマチにおいてご高名な先生ですが、今回はわれわれが日常診療でよく遭遇する疾患である痛風に関する講演でした。講演は大変クリアカットであり、診療のポイントを明確に示して頂きました。
痛風は高尿酸血症により起こります。食べ過ぎ、飲み過ぎなどは高尿酸血症のリスクファクターです。プリン体の多い食べ物は尿酸をあげることにより痛風になることが知られています。
ビールはプリン体が多く焼酎はプリン体が少ないので痛風の方も焼酎なら大丈夫だろうと言って飲み過ぎていると、アルコール自体が尿酸値を上げますので痛風発作の起こる危険性は高いと山中先生は指摘しておられました。
油断大敵ですね。
昨日、ラグビーワールドカップの決勝が行われましてNZが24年ぶりに優勝しました。
スコアはフランスと8-7で、予想外の僅差と言えるかもしれません。またNZが24年間優勝していなかったということも、ある意味驚きに感じています。
本大会を通じて、日本における一般的な認知度の低さとマスコミ露出の少なさはとても残念に思えました。2019年ワールドカップ日本大会開催に向けて、何とも心許ない気持ちになります。最近、高校でもラグビー部の部員不足が顕著であり、大阪でも半数以上が合同チームを組んで大会に参加するなど部員不足がどのレベルのチームでも共通の悩みの種です。
きつい、汚い(泥で)、痛い(当たるので)などが敬遠される原因かもしれません。接触プレーのないタグラグビーなどが、もっと普及すればラグビーの裾野も拡がるのではないかと思います。
そして何より、このスポーツの魅力がもっと多くの人に理解されることを願っています。
「ラグビーは少年を最も早く大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる。」元フランス代表キャプテン ジャン・ピエール・リーブ
昨日、伊賀サンピアにおきまして市民公開講座が開催されました。
見田忠幸理学療法士が「いきいき長生き膝体操」という演題で発表致しました。
最後には参加の皆様全員で伊賀市ご当地体操の「忍にん体操」をして頂きまして、とても楽しい会になりました。
本当にありがとうございました。