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リハビリ通信 No.282 肩腱板断裂について

2019年01月02日

腱板断裂は腱板と言われる肩甲骨と上腕骨をつなぐ4つの筋(棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋)の腱の部分が加齢による変性に伴い摩耗や損傷を受けやすくなり、その部分に負担がかかり、断裂が起きます。また、仕事、日常生活動作による過度な負担、転倒などの外傷によっても断裂、損傷を起こします。断裂と言っても二つに切断される分けではなく、穴が開きめくれ、裂け、剝がれます。特に棘上筋腱の部分で断裂が多いとされています。症状は痛くて自力で腕が挙がらない、力が入らない、夜、痛みで目が覚める。腕を降ろす時に痛みが起こる。ボールなど上手に投げることが出来ないなどの症状が出現します。

完全に断裂をし断裂部分が大きい場合、手術治療の適応になります。断裂部分が小さい不全断裂の場合、理学療法の適応になります。治療では炎症・損傷により、癒着が進んだ場合には癒着剥離などの治療を行い肩甲骨周囲の筋緊張をリラクセーションして、断裂した部分を補う様にその他の腱板筋で代償をさせるトレーニングを行います。

リハビリテーション室長 見田忠幸