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リハビリ通信 No.281 肩こりについて

2018年12月24日

肩こりとは、「項頸部から僧帽筋エリアの諸筋に生じる主観的に詰まったような、こわばった感じや不快感・こり感・重苦しさや痛みにいたる症候」とされています。少しわかりやすく言うと、「頸部から肩にかけて生じる詰まった感じ、重苦しい感じ、こった感じなどを自覚するもの」であると考えます。

肩こりが生じる筋肉には様々なものがありますが、その中でも図にある「僧帽筋上部線維」での症状を自覚する事が多いです。

この僧帽筋上部線維は、頸部と肩甲骨を結ぶ筋肉であり、「なで肩」で肩甲骨が下がってしまっているような姿勢の方は、僧帽筋上部線維が持続的に伸張されることとなるので、肩こりを自覚しやすくなります。また、この筋肉が引っ張られることにより頸部の運動が制限されることもよくある症状です。

持続的に引っ張られて症状が出現している筋肉に対する治療としては、やはりその筋肉を動かすことが重要であり、上肢を挙上したり、肩甲骨を引き上げたりする運動が効果的です。

リハビリテーション科 小野正博