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リハビリ通信 No.278 こむら返りについて

2018年11月22日

こむら返りに悩まされている方は非常に多く、「こむら返りが起こって痛い。」、「脚がつって困る。」といった訴えを日常診療の中でもよく耳にします。(よく「こぶら返り」と言っておられる方がいるのですが、「こむら返り」です。)

この「こむら返り」ですが、正式な名称は「筋クランプ」と言い、不随意に起こる骨格筋の有痛性筋痙攣(けいれん)であるとされています。筋肉が自分の意思とは無関係に過剰収縮を起こすため、筋の収縮方向とは逆方向(筋肉をストレッチする方向:例えば、ふくらはぎの筋肉がつってしまった場合、つま先が上を向く方向)に引っ張って筋肉を伸張させます。そうすると、筋肉は収縮方向へと動けなくなるために、筋痙攣がおさまります。

就寝時などで急に生じるので、一度起こってしまったら痛みのためになかなか対処できないかもしれませんが、この「収縮方向と反対方向に引っ張る」ということができれば対応できると思いますので、覚えておいていただけたらと思います。

リハビリテーション科 小野正博