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リハビリ通信 No.273 認知症の予防について

2018年10月01日

リハビリ通信No.273

(2018.8.1朝日新聞より)

 

認知症を治す方法は確立していないが、リスクとなる要因を避けることで予防へとつなげる関心が集まっています。認知症にかかる要因で最近、注目されているのが難聴です。難聴がリスクを高める理由として、聴覚からの刺激が減り神経の機能が落ちるといった直接的な作用および、コミュニケーションが取れない事で社会から孤立し、うつになりやすいと言った理由が考えられます。

英医学誌の報告によると認知症につながる要因のうち65%は対策ができない遺伝的要素が占めます。対策可能な35%の要因には若い頃の教育不足、難聴、高血圧、肥満、喫煙、うつ、運動不足、社会的孤立、糖尿病が挙げられます。

認知症の発症には20〜30年前からどんな生活習慣を続けてきたかが大きく影響します。最近、日本は健康への意識が高まり、血圧、血糖コントロール、禁煙も進みました。その世代が高齢になる今後、認知症になる割合が減る可能性はあります。

リハビリテーション室長 見田忠幸