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リハビリ通信 No.249 「関節機能障害」について

2018年01月21日

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整形外科を受診される患者さんの中で、「関節の痛み」を抱えておられる方はたくさんいます。そして、その痛みの原因は関節機能障害である場合がほとんどであり、理学療法の適応となります。

関節に痛みが生じるのは「不安定な関節」であることが原因です。ここで、「不安定」と聞くと「グラグラな関節」というイメージを持ってしまいます。もちろんグラグラな状態である不安定性もありますが、「固まってしまって正常な運動軌跡をたどらない関節」、「正常の動きが失われた関節」という不安定性もあり、受診される方の病態としては後者の方がほとんどです。

一方、「痛みのない関節」とは正常の運動軌跡をたどることができる関節、つまり「可動域があり、よく動く関節」、もしくは「全く動かない関節」です。しかし、動かない関節は痛くないかもしれませんが、可動性が無いので日常生活に支障をきたすため、やはり「よく動く関節」を目指して運動療法を行い、痛みを改善していく事が最善であると思います。

リハビリテーション科 小野正博