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リハビリ通信 No.245 患部を冷やすべきか、温めるべきか

2017年11月23日

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運動療法や物理療法を受けておられる患者さんからよく「痛いところを冷やした方がいいんですか?それとも温めた方がいいんですか?」という質問をよく受けます。これに対し、「痛みがある場所が局所的に熱を持っている(熱感がある)場合は冷やしてください。それがなければ温めても大丈夫です。」とお答えしております。

熱感がある場合、そこには急性炎症が生じている事を意味するので、温めてしまうと炎症している部位の循環を促進することとなるために痛みが更に強くなったり、炎症の症状がおさまりにくくなったりするため、この「熱感」があれば冷やす事をお勧めしています。また、局所的な熱感が無く、炎症による痛みでなければ慢性疼痛であるため、温めて対処するのが良いのではないかと考えます。

痛みが出た場合はどう対処すれば良いのか、冷やした方がいいのか、温めた方がいいのかを判断するのは非常に難しいと思いますので、まずは「熱感の有無」を確認し、その所見が得られるかどうかでアイシングなのか温熱療法なのかを判断していただければと思います。

リハビリテーション科 小野正博