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リハビリ通信 No.244 変形性膝関節症について

2017年11月02日

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生まれた赤ちゃんはみんなO脚で骨の成長阻害、ビタミンD欠乏、クル病、外骨腫などの病気以外は自然に矯正され、3歳の頃には少しX脚になりますが発育とともに小学校に入学する時は真っ直ぐになります。しかし、大人のO脚は自然に治る事はあり得ません。骨が変形した事によりO脚になった場合は手術をしないと根本的には完治しません。

巷で言われているO脚が治ると言う宣伝は…。限界はありますが姿勢を正せば美しく見せる事はできます。

欧米人に比べ日本人はなぜO脚になりやすいのかと言うと日本人の靭帯の位置、筋肉の走行に特徴があるのでO脚になりやすいと言われています。

O脚が一番問題になるのは健常な脚に比べ変形性膝関節症になる確率が高く、変形性膝関節症に進行しやすいと言う事です。変形性膝関節症が進行する原因にO脚があり、その他には太りすぎ、運動不足などがあります。

進行を遅らせ少しでも防ぐ方法は体重を減らし、膝関節周囲の筋の協調性、柔軟性を高める事です。決して強い負荷の運動はせず隣接する関節を含め、少数頻回で行うことが重要です。

リハビリテーション室長 見田忠幸