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リハビリ通信 No.237 腰痛と股関節の可動性について

2017年07月13日

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腰痛に苦しめられている方は非常に多く、当院でも多くの腰痛患者さんが来院されます。腰痛の原因疾患には筋・筋膜性腰痛や腰椎椎間板ヘルニア、腰椎終板障害、椎間関節性腰痛、腰椎分離症および辷症など、様々なものがありますが、これらのほとんどに「股関節における可動域制限」を認めます。

股関節は腰椎の土台であり、両者は互いに協調し合って様々な運動を遂行しますが、土台である股関節が拘縮(固まってしまう状態)してしまうと、股関節での可動性が低下した分だけ腰椎で代償しなければならない状況となります。その結果、腰椎への過負荷が蓄積し、腰痛が生じてしまいます。

当院の理学療法士は腰痛を有する方に対し、腰椎へのアプローチに加え、股関節の可動域制限を改善する操作も行い、腰椎と股関節の協調した運動を獲得することを目標に運動療法を実施しています。

リハビリテーション科 小野正博