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リハビリ通信 No.225 鼻水はなぜ出るのか?

2017年01月03日

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くしゃみと同様に鼻に入った異物を排除する防衛反応の一つが鼻水と言えます。

鼻の機能には2つあり、吸った空気が肺に送られる前に適切な温度や湿度になるように調整するエアコンのような機能と吸い込んだ空気中に含まれる異物を取り除く、フィルターのような機能があります。

例えば細菌、ウィルス、花粉、ハウスダストなどの異物が鼻の中に侵入し、鼻の粘膜が炎症を起こし時に、鼻腔の異変を察知した副交感神経が大量に粘液、つまり鼻水を作り異物を体外へ排除しようとします。また、鼻に入った異物の種類により鼻水の成分が変わります。細菌が入った場合、細菌の死骸、白血球の一種が含まれるため粘度が高く黄色い鼻水になります。一方、花粉などアレルギー物質に反応した鼻水は白血球に加え血液中の水分が混じり水鼻になります。

鼻をかむ時は両側の穴を同時にではなく、片方ずつ穴を押さえて交互にかむことが大切です。両側を同時に強くかむと鼻水が耳に逆流し他の症状を発症する恐れがあるためです。また、鼻水が垂れるからといって強くすすることも逆流の原因になります。鼻と耳は鼓膜の奥の耳管でつながっています。鼻水には細菌やウィルスなど異物が混じっているため耳まで達すれば中耳炎の原因になり、強くかみすぎると耳の中に圧力がかかり、耳が痛くなることもあります。

リハビリテーション室長 見田忠幸