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リハビリ通信 No.191 ガン・糖尿病が臭いでわかるセンサーについて

2016年03月13日(日) QAリハビリテーション科1新着情報

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人の息だけでガンや糖尿病などの診断が出来る高精度センサーが開発され2022年にも実用化されます。現在は開発段階ですが、国による医療機器の認証などに6年程、かかる見通しです。将来的にはセンサーをスマートフォンなどに組み込み、個人で手軽にチェック出来るようになる可能性があります。

ガン患者の呼気に含まれる特有の物質の有無などをチェックしてガンの判定をする仕組みです。僅か数ミリmm四方の小さいチップであるセンサーに搭載された膜が呼気の特徴を検知します。ガンは日本人の死因のトップで年間40万人近くが死亡しています。早期発見が重要で、早期発見が死亡者数を減らし、ガン患者の減少が医療費の抑制につながると期待されています。将来はセンサーの精度を高め「臭い」のデーターを蓄積すればガンの種類も見極められると考えられています。

リハビリテーション室長 見田忠幸