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リハビリ通信 No.100 膝関節の機能解剖について

2014年01月28日(火) QAリハビリテーション科1新着情報

PT

膝関節周囲の主な骨として、太ももにある骨を大腿骨(だいたいこつ)、すねには2本骨があり、一つを脛骨(けいこつ)、もう一つを腓骨(腓骨)と言います。膝関節の前方にあるお皿のことを膝蓋骨(しつがいこつ)といい、膝関節は、これらの4つの骨で構成されています。

膝関節は2つの関節により構成されています。一つが大腿骨と脛骨からなる大腿脛骨関節(いわゆる膝関節)、もう一つが膝蓋骨と大腿骨からなる膝蓋大腿関節です。

理学療法士は、膝関節の痛みや可動域制限などの症状がある患者様が、どういった動作をして痛みが出るのか、膝蓋骨がどの程度動き、どの方向に制限があるのか、また、股関節の肢位を変えて膝関節を曲げた際に、膝関節の角度がどのように変化するのか評価し、上記の2つの関節に対してアプローチしています。

リハビリテーション科 服部 司