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リハビリ通信 No.88 腸腰筋について

2013年10月22日

PT

股関節を屈曲(曲がる)する際、周囲の筋肉が協調的に働くことにより、股関節が屈曲してきますが、その中でも腸腰筋が最も重要な筋肉だと言われています。

腸腰筋とは、腸骨窩から起始する腸骨筋と腰椎から起始する大腰筋を合わせた筋肉のことを言い、ともに大腿骨にある小転子に停止します。

作用として、股関節屈曲の他に、骨盤の前傾や腰椎の前弯する作用をもちます。また、股関節を過伸展した際に、骨頭の前方不安定性に対して、周囲の靭帯とともに制動し、支持する作用もあります。

股関節屈曲拘縮の主要因となる腸腰筋は、股関節痛や、しばし腰痛や跛行を引き起こす原因となります。

このような症状に対して、私たち理学療法士は、腸腰筋が拘縮していないか評価を行い、ストレッチや筋収縮を行い、改善を図っています。

リハビリテーション科 服部 司