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リハビリ通信 No.76 変形性股関節症について②

2013年06月27日

変形性股関節症になると可動域制限や筋力低下、歩行障害が生じます。これらが生じる原因として①骨の変化、②関節包の変化、③筋の変化に分けることができます。

①骨の変化について、変形性股関節症の進行具合はX線像により判別することができます。初期では大きな骨変化は認められませんが、進行するにつれて骨棘の形成や、骨の扁平化が生じ、運動制限が出現します。

②と③の軟部組織の変化について、関節の安定性が破綻し、それを制御するために軟部組織の短縮や拘縮が生じ、運動制限が生じます。

骨の変化については理学療法で対処することが困難となります。理学療法は、軟部組織に対して筋収縮やストレッチなどを行い、疼痛や可動域制限の改善を図り、変形性股関節症の進行を遅らせる目的で行っています。

リハビリテーション科 服部 司